カナダのファミリーサポート理念

公式HPあまり変化ないですがごめんなさい^^;

http://t-s-shizuka.info/

札幌市男女共同参画グループの中の市民団体として

ハハラボラトリーを立ち上げげ、毎月地味ですが

丁寧に活動しています^^今年5月で1年を迎えます^^

http://hahalabo.net/

どうぞ宜しくお願いします☆



明日

http://hahalabo.net/

ハハラボ主催学習会にて

「家族とは?」
の学びをします。


座談もふくめ、とても濃いまなびになるかとおもいます。




私がこのカナダの理念に共感したのは


なにより自分ってだめな母親だなあ、という思いから


脱出させてくれたということに加え、



「専門家としての立場のありかた」



を示してくれたあの英文にものすごく衝撃をうけて


ああ、


こういう人々が日本にもたくさんいてくれて


サポートしてくれたらどんなにかよいだろうか


思ったからです。



「100人の親子がいれば、100通りの子育ての方法があってよい。」

本当にここは共感なのです、まずはここ。


そして


「子育てのやり方を、あれこれと指導するのではなく、

その家族のやり方を最大限尊重し、

家族が必要としていること(ニーズ)に、

どうすればスタッフ(支援者)が答えられるか」


を常に考えるように
教育をうけ、国家資格を与えるのです(ファミリーエジュケーター)


常にそう考るように徹底的な教育をうけている。

そこがほんとにすごいと思ったんです。


そして
「施設のスタッフは、臨床心理士の資格をもつプロから、
利用者から採用された元ママさんまで様々」

という部分。

むこうではちょっとおもしろいシステムがあるんです。

実は

「子育ての先輩による新生児訪問」
があるのです。



「研修を受けた一般の母親で、同じ文化的背景や条件(同じ障害を持つ子の親など)の人が、
新しく母親になった人を訪れることによって不安・恐怖をとりのぞき、
できるだけ快適な育児生活が送れるように最大限支援することを目的とする」

のだそうです。


日本の新生児訪問指導と同じようなものですが、

日本の場合は保健師助産師が訪ねて行くきますよね。


それはそれで無料だし、ありがたいことです


(私はおこられましたけど:笑)


そうではなくて、カナダのシステムでは


同じお母さんが研修を受けて行くんです。



カナダは移民の国・・・よって

インド移民の所にはインド移民の先輩お母さんが、

北ヨーロッパ移民の人だったら北ヨーロッパのというように・・・


「同じ文化背景を持つ人、言語が通じる人」が行くんです。



これってすごく理にかなっているというか・・・


素敵なシステムだな、って思いました。


研修内容も徹底しています。

だから

何より心強い、という思いがしました。


どうしても専門家がうかがう、というと必然的に

(意識はしないようにどんなに努力しても)

上限関係は成り立ちます。


カナダのふぁみサポはそこを徹底して排除するように
教育して資格を与えるんだそうです。



「カナダのファミリーサポートスタッフとして最初に学ぶことは、

自分が何かの資格があるとか、子育ての経験があるとか、

そういう意識は一切捨てなさい」


ということなんだそうです。



「スタッフと利用者(子育て中の親)は、対等な関係であり、
利用者は子育ての主体です。 」



「子育て中の家族は、社会から助けられる権利があるということを、
利用者の親子にまず教えるのです。
スタッフは、その親子が地域社会(コミュニティー)にうまく参加できるように、
最大限の協力をしなければいけない」



これを教えていただいたとき、



これらの英文をいただいたとき、



衝撃的でした!



自分も気をつけていかねば、そして


自分が受ける・提供側にたつという両者の立場をいつも想像しなければ・・・・



実感させられた次第だったからです。


本当に衝撃的でした。



利用者の立場に常にたつということ・・・


すごいシステムだな、って素直に感動したんです。



猛烈にやられていた産後〜1年くらいすぎてからこれを知って


ちょっと涙でてきましたし、


ああ、移民の国ならではだな、ともおもいました。


でも

日本でも実現できないわけではないと思うんです。



なんでも前例がないから、とか

行政がどうのこうのとか


そうではなくて・・・


少しずつできることから地道でも地味でもいいから


初めて動き出してみる、


それを行っているのが今のハハラボラトリーです。



みんなに満足してもらえるわけではないかもしれない。

でも

母親としてアドボカシーを追求するのは

むしろ大事なことなのではないか、と思うのです。



支援を受けるだけえはなく、


自分たちでg本当にほしいサービスや必要なシステム作りのきっかけを


ちょっとずつなげかけていく、


そういうことを継続していくことで


もしかしたら色々な社会の仕組みが動き出すかもしれない、
ということです。


対等で親しい関係をつくりつつ、

色々なことを双方向で学んで


虐待のない世の中をみんなでつくっていけたら


そんなにいいことってないかな、と


思うのです。



どうしても上下関係ができてしまうと


やはりそこからくる劣等感や敗北感やさらなる不安感や虚無感。。。

におそわれて


そのストレスが子供やパートナーに向かう例も

決して少なくないのです。



だからこそ、

この

カナダのファミリーサポート理念には

日本側が少しずつでも学ぶべき要因があるのではないか、


じみ〜にじみち〜に


学習会や講演の場をとおして伝えているんです。



そうしていくことで


次の代弁者が必ずでてくるんです。


・・・じみーでもじみちーでもいいから


まずは話を色々なひとにきいてもらうこと、

丁寧に活動を継続していくこと、


そこを改めて実感させてもらえる、

とても素敵な理念と枠組みとシステムなんです。


もっともっとたくさんあるんですが


今日は一部ご紹介しました。



ほんとにこれに救われたんです。


長女の子育てで私はいろんなおもいを抱いていたので


本当に・・・この理念に出会っていなければ

私はちょっとこまってしまったかもしれません。


虐待・・・の可能性もあったかと思います。


本当に救ってくれたこの理念を大事に丁寧に

あすはお伝えしていきたいと思います。


でっも、

これがすべて、ではないですよ、当然です。


日本には日本の文化や風土や社会的システムの壁の厚さがあって然り、なのですから。


だから

どうやったら


母親や父親が快適に子育てできて


まmんがいち色々な不具合が家族ででてきたときに


まずどこへ相談したら一番いいかな、っていう

中間機関をつくることは可能だと思うんですよ。


日本にしかできない、おもしろい、興味深い、利用者が「うれしい」


っていえる枠組みがつくれると、思うんです。



いつかそんなことに携わっていけたらいいなあ、


20年後かも?


いや、

一生むりかも?


でも、

地味に続けてなにかはできるかも、


とおもっている次第です。


あすはよろしくお願いします^^


http://hahalabo.net/

ごらんください^^