不具合による支障とは
さきほどの続きです(22日@6月@2,015年)
http://www.hal.ne.jp/chizu689/Ped/motor-develop/index.htmlをご参考になられると
さらに詳細なお話がのっています。
〜非対称性頚反射(ATNR):ってなんでしょう?
なのですが
Asymmetrical Tonic Neck Reflexの略称です。
妊娠16週頃に出現するといわれています。
・最初のEye-hand coordinationと見なされ、生後6ヶ月頃までに役割を終えるべきといわれています
・首が横に向くと、それにつられて頭を向いた方の腕と 脚が伸び、反対の腕脚が曲がるという反射
になります。
■ ATNR反射が残存していると??
(http://www.hal.ne.jp/chizu689/Ped/motor-develop/index.htmlより引用)
●頭・眼・手は片側から片側へと一致した動きから、クロスパターンの這行など複雑な運動を習得することが
難しくなってきます。たとえば・・・
・読み書きが苦手。(目と手を使っている、と同時に座っている、足を保持する、また、左右対称の図などを
理解することが困難など・・・すなわち同時進行動作が苦手になります)
・自転車に乗っていると、首を向けた方にハンドルを切ってしまう:
命の安全にかかわることなのでとても危険
・おぼんをもつとぶれる;前をみながら運ぶのが協調運動にあたるので難しい。
・目と手を協調させる動きが苦手。(キャッチボール、ボールのパスをし合うなど);首ごとそちらの方向に
向かないとボールをおいかけられません。いわゆるサッケード運動がみられないということです。
・Tシャツがスムーズに脱げない
・歩くとき右手・右足、左手・右足の組み合わせが難しい
・体の左側のものを右手で取ることが困難(身体の中心線を横切る作業が難しくなる)
など・・・。
就学期に色々としたことがでてくるので、少しずつ末梢からのリハビリアプローチに取り組んでいくことも
一つの手段ではないか?と
感じる次第ですm(_)m