子供を見習え!?(笑)

子育て論者や、哲学者が子育ての講演会をすると
この「子供を見習ないなさい」
という言葉。
良く出てきます。


かれこれ7年前だったでしょうか。
長女の育児で保育園も仕事もドロップアウトした私は、
様々な講演会や子育てにまつわる勉強会という名のもとへ
あしげく通っていました。

何しろそういう場で、唯一泣き叫ぶ子供と離れることが可能で、
そういう場でないと、ゆっくりと落ち着いて人の話をきくことすら
できませんでしたから。

結構大変だったな、この時期は(笑)

で。
そういう場で必ずいわれたんですね。
この言葉。

でも、
その時期にきいても全く心にはひびきませんでした。

なぜなら。
まだ見習うステージでもなければ
そんな心の余裕がまったくなかったものですから・・・

で。
今長女が小学校、次女が幼稚園にいって、一番下の1歳ぼうやを
かかえて、なんだかんだとバタバタしているが・・・

「あ、こういうことか。そのことば」
と最近ようやく、気付かされる要素がたっくさんでてきたのです。


やはり・・・
言葉をチョイスしたり聴きとるタイミングって・・・
難しいものだな、と心から思います。

子供は
あっちこっちに興味をもって集中力をとたんに発揮して、
またすぐ次のものへ興味をもって・・・

すごい能力ですよね。
ようやく上二人の娘がそれが顕著になってきたものですから。
だからようやく・・・
ようやく・・・

今この言葉をかみしめることができるのです。


ギャーギャー泣き叫んで
自分のおしっこやうんちのしまつもなーんにもできないじきに
見習え、といわれても、ね・・・