ハードルが高いのはどうなんだろうか

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知人の臨床心理士さんとも先日ちょこっとだけ
お話をメールを介してしたのですが・・・

母親に対するハードルが年を追うごとにあがっているのは
いかがなものなんだ?というもの(笑)

なぜこんな話になったのかというと・・・

今現在トレーニングジャーナルというスポーツ関係の雑誌で
連載をしているのですが。
(子育てと仕事:http://www.bookhousehd.com/tj/booktjnew.html)

10月号に、「見えないプライドとハードル」
というタイトルでトレーナーの伊藤さんとやりとりをしています。

そこで出てきたあるお母さんの話をこの心理士さんや
ほかのおかあさまがたにふってみたんですね。この話題。


なんのことなのかといいますと。

髪を振り乱し、一生懸命子供の世話をするのが母親の仕事、
いいじゃない、それが一番大事でしょう、と。
ところがこれは昭和の時代でピリオドよ、と。

今は
身だしなみもモデル並みに整え、
家じゅうピカピカにみがきあげ、
自分の手入れのために託児施設やらシッターさんやらに子供を預け、
爪やら髪の毛やらいわゆる「みえるところ」のみきれいに仕上げ、
料理もプロ並みにうまくつくり、
お菓子も手作りでおいしく身体に健康そのもので作り上げ、
旦那にはかいがいしくつくし(大笑)、
トイレふろそうじは掃除屋さんにおまかせしてでもきれいに仕上げ、
子供にはたくさんの習い事で知力も気力も体力も高められるような
環境を整えてあげて、
子育ての苦労なぞひとつもみせないようにふるまい・・・


とまあ。
実際にいらっしゃるんです。
こういうけーすが。

で、こういうケースが今の平成の母親の見本だとして
雑誌やらTVやらで紹介する。

自分軸のある母親は「はいはい」といい、「ありえない」
「むりでしょう、それは」と一括して笑い飛ばせるが・・・

そうではない母親も意外と多いのだ、というもの。

・・・こんなこと、どうしたって一部の人間にしか
成し遂げられません。
サラリーマンのお給料でなんとかみんながんばってやりくりしている
その現状・・・
をわかっているのかわかっていないのか。
そして
そこに付け込んでいろいろなグッズを買わせようとする悪徳な感じ。

・・・なーんだかなあ(苦笑)

どこまで求めれば気が済むのかなあ?と思うくらい
あおりたてるマスコミの流れや、子育て関連の雑誌には
たまに嫌悪感すら感じます。

いいじゃないですか。
目の前の子どもを精一杯愛すること。
そこが何よりなんじゃないかなあ?

そして自分自身の身体の健康をきっちり保つために
最低限のケアをする。
必要以上にごてごてしたところで、子供が喜ぶのかどうか・・・

いっぱいいっぱい子供と接して
いっぱいいっぱい子供と会話して・・・

目の前のものに愛情注ぎ、自分自身の軸をしっかり保たないで
見た目を着飾ってもすぐにボロは出てくるんじゃないかと・・・

心理士さんがいってました。
「決定的なのは、それが私の行くべき道、と方向性を決めちゃうと
大変なことになってしまうのよ。一部の人間のこと、
あたしはあたし、と思えなくなってしまう。母親になると。
そういう女性が多い。悲しいけど昔より増えているわよ」


やはり「自分軸」なんじゃないかな、と。

私は私です。
私にはこういった考えがあります。
私にはこんな信念や思いがある。

まあ、これを押し付けるのはよくないです。
押し付けはきらいですから、私もね^^

ただねえ・・・

ふりまわされ、
流され、
自分がない、っていう状況が
なぜか母親になると多い現状・・・

自分を大事にいきましょうよ、本音の部分でね^^

そんな風に感じて今回は連載にのせました。

http://www.bookhousehd.com/tj/booktjnew.html
11月号にはもっと意見をぶつけています。

ま、反論あり、賛成論あり、でいいと思ってます。

みんなが同じメッセージ、意見、思考、じゃあこわいですから。

いろいろあっていいのでしょうと毎日感じます。

いろいろいるから世の中おもしろいのです。

柔軟性もついでにもったほうがいいかな、と^^

・・・だからといって私は神でもなければ
信仰してるものも強くはないので・・・

小市民、人間ゆえ、私の思いをつづってるだけです。ははは。