女の体脂肪変化@一生涯って結構複雑なんだよなあ〜

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産後太り、

という言葉、勘弁してほしいなあ、
と思うのですが


どうしても雑誌とやらのマスコミ類は
こういう言葉を使う方が
産後の母親に商品をかわせるのに都合がいいからと

つかうんだよねえ。


いやなはなしですが。


で、
結局そこにまどわされて

ついついいらんものを買ってしまうというおはなし、
耳にします。


お母様方、に身体のおはなしやら
運動を伝えさせてもらっている以上、
そこが
耳に入らないと気がないくらいです。


ただ。ただ・・・・・・・・・・・


うーん、完全にまちがってないっつう
一理、
もあるのです。

はい。

はい。


確かに一応理屈はあるんです。


はい。
はい。


そこを少し御紹介ね。


アメリカの研究報告より・・・。
若干前置き説明がながくなりますが。



体脂肪のコントロールに強く強く関連している
「レプチン」というホルモン。
これポイント。


すでに700に近いレプチン関連論文が出されていますが、、、、、、、


このレプチンとは脂肪細胞そのものによって生成されるホルモンのこと。


食べ物を十分たべましたよ〜、
というシグナルを視床下部へ送ってくれて、食欲を抑制する。
別名
「満腹ホルモン」
などともよばれてます。




視床下部には
「神経ペプチターゼY」という空腹ホルモンが生成されているので
そこへたどりついたレプチンがこの細胞に連結し、
結果的に食欲スイッチがオフになるというメカニズムがあります。




でも・・・
びっくりなことに




遺伝的にこのレプチンが生成できなかったりすると
ひたすら食べ続けて
ものすごーーーく「太って」しまいます。




レプチンを受け止める受容体に欠陥があるケースなども発見されており、
いくら食べても満腹にならない、ということにも。


さらには
ホルモンが送られている輸送の過程でNGな出来事があったり
根本的な脳機能障害なども考えられるとか。



精神的な大ショックやら
意外な出来事などのメンタルコントロールが不全になると
視床下部もおもいっきり影響を受けてしまうヒトがいる。
そんな場合も
このレプチン受容体がうまいことはたらかないような
仮説もあります。




いやいや、
いやいやあ〜・・・


カニズムは単純にはいかないようですね。


さらにさらにびっくっりなことに・・・




レプチンの濃度は男性よりも女性の方が高いのです。


閉経を過ぎたあとでさえ、男性よりも、そして若かりし自分のときと
同じくらいレプチン濃度は高いのだそうな。


はてはて?
では
なんで女性は男性よりも太りやすく
女性だけで考えても出産後や閉経前後で太りやすいのでしょうか。


ということを考えてみると・・・


ある論文では

「女性はレプチンに対して抵抗性がある
あるいは
感受性がとても低い可能性がある」


ってなことをいってくれちゃいました。


これがもしまかりとおるとすると・・・




女性の体脂肪率が男性よりも高いことやら
減量・ダイエットなどに苦労する女性が圧倒的に男性よりも
高いことが説明つきますよね・・・



んでもって。


産後はこのレプチンの分泌に
急激な変化が起こる可能性もあるとといてもいます。


それにねえ・・・


産後って
脂肪の代謝に関わっている酵素の活動が
ふつーのときよりも違っちゃったりするのです。
酵素活性が活動変化すると、インスリンに対する脂肪細胞の感度も
同時に変化しちゃう。

だから
授乳中に胸がいきんり大きくなっちゃうのも
授乳の準備だけでなくって
こんなふうに脂肪細胞が移動しちゃったりするからなんです。


体脂肪分布って意外と産後はばらつきがある。

上腕や上体に蓄えようとする働きが
脳の中で意外と複雑におこってしまうもんだから・・・


太った、と思わざるを得ない状況がやってきちゃう。


だからねえ・・・


太った太ったと大騒ぎしたくなってしまう女性の気持ちも
わからんでもないのです・・・

はい・・・


うーん、そういう部分はある、ので
あながち間違いでもないんだけど、さ、・・・・・


ただ、

こればかりではないんですよ〜、産後ってさあ!!

^^