濁った心を書いてみて@小島慶子さん@朝日新聞

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朝日新聞では

あの大津市の事件後、ほぼ毎日


「いじめている君へ」
「いじめられている君へ」
「いじめをみている君へ」


のどれかのタイトルで


タレントや芸能人、社会学者、他
様々な大人がコメントをよせています。



8月13日の衝撃的なコメント、


小島慶子さんの「いじめている君へ」。



彼女は最近Eテレ
夜の番組で司会をしたりラジオのパーソナリティをされたりと


昔と違って
随分と赤裸々に様々な話をしてくれるようになったので
おもしろいひとだなあ、

思ってみていました。



昔はきどったかんじの
つんつんした印象のアナウンサー、という
イメージばかりが先行した雰囲気でしたが・・・


こんなにストレートに表現してくれるのは
昨今なかなかいらっしゃらないので
ちょっとうれしくもあります。



新聞の記事、
とてもインパクトがあったので途中から記します。



「今の、君の、ひとをいじめたいっていう気持ちは
何なんだろう?

そういうドロドロと濁った感情を持つことは
誰にだってある。

でも、
それに流されちゃいけない。


君がどんなつもりでも、いじめは犯罪なんだ。」



濁った感情という表現、
適切だなあ、と思うんです。




「まず、君がいじめる理由を知ろう。
ノートに書こう。だrにも見せなくていいから。
Aさんの何が嫌い?」


寄り添っている。いじめっこにも。




「率直に書いて。たとえば
『服が嫌い。変だから。話し方がむかつく。
面白くないから』って。」



とにかく吐き出して欲しいのだ、っていうことを
言ってくれる大人って少ないと思います。





「次に、Aさんにどんなことをするのかを書く。
『靴を隠す。給食に消しゴムのカスを入れる』
とか。
そのときどんな気持ちがしたの?かも。

『靴を探す様子が面白かった。
消しゴム入りの給食を食べたとき、
ざまあみろ、と思った。』

って。」



リアルですよね。

知っていないとかけない。



「それを書いている君はいま、濁った感情の池から出ようと
しているんだ。
今度は自分が望んでいることも書いてみようよ」



濁った感情・・・


ここから脱出するためには
やっぱり自分と向き合わないといけない。



身体をケアするのとおんなじ。


何しろ自分に正直に向き合わないといけない。


そこなんだ、となんでもあてはまるんだ、

私は最近この連続的な様々な著名人の記事を読んでいて
向き合うことの
大変さとそこを超えあたとの充実感と
そこを超えてそこから前へ前へと進んでいくことの
大切さを
改めて強烈に実感しているんです。


「『Bさんみたいな人気者になりたいんだ』
『お父さんはなぐらないでほしい』とか」




「・・あるよね。恥ずかしくても苦しくても
書くんだ・・・

書きながら、きっと君は自分が卑劣だって気づくだろう。
そう。
君は卑劣なんだ。


Aさんへ謝らなくちゃならない。
そうしてそれと向き合う力は、君を最低なやつから
考える人に
変える力なんだよ」




・・・ストレートだけど

ズドンと響くこのコメントは


とても貴重なものかと感じます。


どうしてもこの印象を伝えたくて。


そして

書いている小島さんの思いにできるだけ想像をめぐらせて
なんどもなんども読み返しました。


また次回も紹介したいと思います。

書いてくれた小島さんに感謝です。


ありがとうございました。


私も小島さん同様といったら失礼ですが

他人との距離をとるのが
小学校・中学校時代と下手くそだったと思います。


いじめたこともあるし
いじめられたこともある。


以前もかきましたが
傍観者=いじめっこよりたちの悪いいじめっこです。

ほんとうになさけない。
40近くになる今でも小島さんのように後悔しています。


そして
いじめられたときは
ほんとうにくやしくてナイフでさしてやろうとおもったくらいですが
そんなえねるぎーもったいないし
自分の将来の夢に時間を割くべきだと決心を固くして集中力を
めちゃく¥ちゃあげて

自分の集中できるものを4つみつけて
そればかり行っていました。


本当にいま思えば
いじめているやつは卑劣できたなくて、
とおもうけど


その側にいた自分も結局なさけねーにんげんだった、
とおもうと
これはもう、
人間という世界でいきていたら
残念ながらいじめはなくならない、
という結論につながると思います。




でも


できることはやろう、
できることはできるだけしよう、


というこころもちだけでも・・・


全然ちがうよね、あるのとないのとでは。


小島さんの

「書く」


という作業。


これは本当に大事です。


毎日私も書いています。


書かないと整理ができません・・・

本当にすてきなだけど辛い作業です。