猫背をさようならしましょう^^その2
北海道教育大学岩見沢校 寅嶋です。
女性のヘルスプロモーションを運動との関係性からおいかけています。
さて。
昨日の続きです。
姿勢が悪くなると、以下の4つの影響が健康をおびやかしてしまいます。
残念ですが
こんなにも・・・!あららら・・・・・・・・・・
1.精神への影響:特に猫背姿勢・前かがみ姿勢の場合、脊髄・精髄神経に負担が大!
これは「自律神経」へ正確な情報やスピードのある伝達が行われないことを意味します。
内臓機能の低下、気持ちの不安定さなどが生じることに・・・
2.筋肉への影響:左右のバランスを崩した姿勢は、体を支えるために「筋肉」の補助が
必要です。その結果、筋肉は「凝る・痛む・だるくなる」などが生じます。
3.呼吸への影響:丸まった姿勢は胸郭が広がりにくく、呼吸が大変浅くなります。
酸素の摂取量がグンと減るので、ちょっとランニングをしただけで息切れに…。
ひどい場合は、じっとしていても息苦しくなる時があります。
4.骨格への影響:物理的な負担が長年にわたると、骨の変形・背骨関節が縮んだり…。
残念ですが, これが積み重なると動作の制限が生じ、椎間板ヘルニアにもなります。
なんだか寂しいメッセージばかりですみません。
でも、
ほんとのことです。
様々な研究論文で実証されてきました。
というわけで・・・
できるだけ猫背とさよならしたいですね〜
健康運動処方の現場では、以下のようなストレッチングの実施の継続を
よびかけています。
●背中を丸めたり縮めたりします。
ちょっとゆっくり行ってもらうと◎
呼吸を丁寧にします。
(丸めるときに吸って、背中を伸ばすときに一気に吐き出します)
●タオルでストレッチします。
後ろまでいかないひとは、バスタオルを使うOR肘を軽く曲げるなど^^
●背中をスッと+股関節の柔軟性UPを後押し☜腰痛解消にも◎です^^
御自身を大事にする気持ちがあると・・・
毎日3秒でも5秒でも取り組んでくださるんです。
実際に、継続性の調査をしましたら、皆さん結構頑張ってくださっていました^^
なぜ続けるんですか?
をお聞きすると
色々な答えがかえってきました。ちょっと上位二つだけご紹介します。
(2014年〜2016年調べ;産後女性・更年期女性総勢248名)
第一位;
両者共通;
運動実践の効果を実感することができ,努力を無駄 にしたくない!
(運動の恩恵認知)
第二位:
産後のおかあさま☞忙しい育児中に運動実践を行うことができる自身が誇らしい
(運動有能感)
更年期の女性☞少し継続している自分に自信がもてた
学生さんとのやりとりが楽しく、 目標設定をしてくれたのでそれを毎日コツコツ・・・
(運動有能感+関係性の向上からくるメンタルヘルスの向上)
みなさん、効果を実感すれば、やはり「体がらくになったからこのまま維持したい」
と感じてくださっています。
3か月後継続調査に協力してくれた
3割近くのみなさんも、まだ同じ回答があるんです。
ぜひぜひ 猫背改善ストレッチのみならず^^
様々な健康運動にTRYしてくれたらうれしい限りですm(_)m